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(44/32)冊
4TEEN
著者: 石田 衣良
出版社: 新潮社
評価: ○○
カテゴリ: 小説
コメント: 直木賞受賞作。これで石田依良さんはめちゃめちゃ「やさしげなパパ」みなたいなイメージでテレビに出始めた。なんだろねー。どうしても、「ズッコケ3人組」を思い出してしまう。
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ポーの話
著者: いしい しんじ
出版社: 新潮社
評価: ◎◎◎◎◎
カテゴリ: 小説
コメント: 名作です。 いしいしんじさんは進化をし続けている。本当にすごい作品です。
関連本棚: masayashi たこ cyclemonorail suchi かんこ
はい、泳げません
著者: 高橋 秀実
出版社: 新潮社
評価: ◎◎◎
カテゴリ: エッセイ
コメント: ずっと泳げなかった著者が、スイミングスクールに通い、上達(?)の様子を克明に記録している。まったくもってすっとぼけた親父で、最高に面白い。 コーチが指導している日本語が理解できない、というくらい泳げない著者が、「水に泳がせてもらう」というなんか悟りの境地を探りだす。 抱腹絶倒もの。
関連本棚: たこ
本当はちがうんだ日記
著者: 穂村 弘
出版社: 集英社
評価: ◎◎◎◎◎
カテゴリ: エッセイ
コメント: 秀逸。 こんなに役に立たなくていいのか、っていうくらい、言ってしまえば「くだらない」のだが、おもしろい。なんでそんなことを考えるの?!って毎回突っ込みたくなるけど、その分鋭い。 夢と現を行き来していて、でも読んでいる方はそれがすべて現に見える。 歌人なので、文章のリズムがすごくよくて、読んでいて気持ちがいい。
関連本棚: avril たこ yoru
くうねるところすむところ
著者: 平 安寿子
出版社: 文藝春秋
評価: ◎◎◎◎
カテゴリ: 小説
コメント: かわいかった。 不倫をしていて冴えない会社で編集者として馬車馬のように働いている主人公が、ある大工の姿に惚れてしまい、工務店に転職をしてしまう。そこでいろいろなことを学んで、変っていくというもの。 恋愛ものだけれども、そんなにベタベタしていなくて、平さんらしい感じであった。読んでいる方が元気づけられる読後感でした。
関連本棚: たこ min びー玉 平蔵
やぶにらみ科学論 (ちくま新書)
著者: 池田 清彦
出版社: 筑摩書房
評価: ◎◎◎◎
カテゴリ: 理系
コメント: いろいろな雑誌に書いた短めのエッセイをまとめたもの。そのため「寄せ集め感」は否めないが、一つ一つのエッセイがよいので、やはりよろしい。 地球の温暖化はウソ? とか、「情報」という名の「洗脳」に気をつけろ!っていう感じ。 自分の頭で考えればすぐに見破れるウソをばったばったと斬り倒す。面白い。
関連本棚: たこ 養老孟司
バーティミアス-サマルカンドの秘宝
著者: ジョナサン・ストラウド
出版社: 理論社
評価: ○○○
カテゴリ: ファンタジー
コメント: しまった悪魔。
関連本棚: よー 未月紅 たこ 中学生はこれを読め! Lno null takoyakim
ナラタージュ
著者: 島本 理生
出版社: 角川書店
評価: ◎◎◎
カテゴリ: 小説
コメント: 高校生のときに片想いをしていた先生と大学生になってから再会して、…。 さわやかに読み終えました。ういういしい主人公の感じに好感を持ちながら読んだ。 話の展開もありがちながら面白い。でもなんだかこのラストはどうなんでしょう。ラストばかりは私の好みから大きく逸脱をしていた。ほんとに好みの問題だけど。ということで、二重丸ながら、丸は3つ。
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朗読者 (新潮クレスト・ブックス)
著者: ベルンハルト シュリンク
出版社: 新潮社
評価: ◎◎◎◎◎
カテゴリ: 小説
コメント: ドイツ人作家。第二次世界大戦後すぐのドイツ、15歳の少年が出会って、恋におちた36歳の女性とのお話。物語は3部にわかれていて、1部が恋、2部が女性の過去、3部が少年が大人になってその女性とのことをどう考えるか、というシンプルな構成。全編を通してすごく静かな時間が流れている気がする。それだけに、お話を通して突きつけられるものは重みを増す。日本人として、戦争を知らない世代としても読むべき一冊だと思う。そういうこと関係なしにも、人の罪とか罰とかを遠いものとしてではなく、身近に考えさせる。最初『マレーナ』みたいなものだと思っていたら、大間違いでした。
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邂逅の森
著者: 熊谷 達也
出版社: 文藝春秋
評価: ◎◎◎◎◎
カテゴリ: 小説
コメント: 良かった。直木賞受賞作。ずっと気になっていたけれど、なかなか読めなかった代物。 大正時代、東北地方のあるマタギの一生。 全体のストーリーとしてはよくあるパターンかもしれないけれど、それが、「マタギ」という生き方と、時代の変化がくっついて、壮絶なある男と熊と女の一生ものになっていました。私が女性であるからかもしれないけど、主人公の妻の生い立ちと、そうせざるを得なかった生き様みたいなものが、強烈に残った。
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夜のピクニック
著者: 恩田 陸
出版社: 新潮社
評価: ◎◎◎◎
カテゴリ: 小説
コメント: 久しぶりに、寝不足もなんのそので読んだ。 とある高校の1泊2日80キロ踏破する、「歩行祭」なるものが舞台。 もう設定からして、私にとっては意味不明で面白かった。「歩行祭」のために、全校生徒のジャージが「白」であるとか、3年生にもなると、途中で脱落するのがイヤで泣き出す子が出てくるとか、まったく細々とした設定がツボをおさえる。 きっと高校生が読んでも、新入社員が読んでも、バリバリ仕事をしている40代が読んでも、おじいちゃんが読んでも、それぞれの世代の楽しみ方ができる本なのでは、と思った。
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アヴェンジャー (上)
著者: フレデリック・フォーサイス
出版社: 角川書店
評価: ◎◎
カテゴリ: 小説
コメント: ものすごい期待させられてます。 上巻だけでは今後どうなっていくのかさっぱりわからない。それなのに面白い。登場人物が多いけど、いまのところよくある混乱もなく。 ただ、軍事ものの話がこまかすぎると、ついていけなくなる。きっとそういうところも、ぐっとくるところなんだろうけど、いまいちピンとこず。 しかし、純粋にストーリーに引き込まれている。
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アヴェンジャー (下)
著者: フレデリック・フォーサイス, 篠原 慎
出版社: 角川書店
評価: ◎◎
カテゴリ: 小説
コメント: すごく期待させられただけ、帯文とのギャップ(?)にだまされた感じがあった。 でもそりゃ、いくらなんでも9.11を題材に使うといっても、そりゃそうだよなぁ…。と思うけどさ。結構がっかりしました。何を期待していたんだか。 ま、それはおいていて、お話は最高でした。心地よい裏切られ感もあり、ドキドキハラハラもあり。フォーサイスをそんな程度に読んでいいのか? とも思うが、あう、あわないもあるし。 フォーサイスは初めてだし。 いや、面白かったです。
関連本棚: Kazz たこ psi
見習い魔女にご用心―ランドオーヴァー〈5〉 (ハヤカワ文庫FT)
著者: テリー ブルックス
出版社: 早川書房
評価: ◎◎◎
カテゴリ: ファンタジー
コメント: 「ランドオーヴァー」シリーズの第五巻。第四巻がさほど面白い出来ではなかったから、時間をおいて読んだ。新キャラで主人公の子どもが登場して、物語にスピード感は戻ってきた感じがする。けれども、「ランドオーヴァー」という世界がいかされている感じがせず、地球の世界が出てくるのも、どこか間に合わせ、という印象であった。原書の方でも第六巻は出ていないようだから、そんなものか。『シャナラの剣』は読むべきか悩むところだけれど、このシリーズは普通でした。
関連本棚: たこ nyarl hide-t
アイ・アム・デビッド (角川文庫)
著者: アネ ホルム
出版社: 角川書店
評価: ◎◎◎◎◎
カテゴリ: 小説
コメント: 感動作です。デンマークの児童文学作家の代表作らしいけれど、すばらしい。赤ちゃんのときから、強制収容所で育ったデビッド。自分のことで知っているのは名前だけ。その彼が、収容所を脱走して、自由の国を目指して歩き続ける。舞台は、はっきりとは書いていない。デビッドは笑うことを知らず、数カ国後を理解し、暴力をこよなく憎み、大変賢い。でも、普通の子どもにあるようなものが欠けている。それが何か自分ではわからないけれど「僕はデビッド」と何かの呪文のように唱えながら前に進み続ける姿は感動以外何ものでもない。映画がみたいと思った。
関連本棚: たこ stonechild
バッテリー 3 (角川文庫)
著者: あさの あつこ
出版社: 角川書店
評価: ◎◎◎◎◎
カテゴリ: 小説
コメント: これを中間小説?に分類していいのかわからないけど、とりあえず、カテゴリが多いので。 バッテリーシリーズの文庫。やはりよいです。このシリーズのなかで明らかな成長をとげているのは主人公の弟、天使のような青波君だけのような気もするが、いや、みんなも成長しているんだよね。その成長の様子が、説教くさくなくてとてもよい。でもきっと人口が少ないと思われる田舎に、ボールを投げるために生まれてきたという天才ピッチャーと、10年に一度といわれる逸材のバッターが存在するなんて、ちょっと都合がいいわ。と思ってしまった。が、出会いがあって、衝突があって、そして変化していくんだよね。それがたまらん。
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黒いユニコーン
著者: 井辻 朱美, テリー・ブルックス
出版社: 早川書房
評価: ◎◎◎◎◎
カテゴリ: ファンタジー
コメント: これもまた面白かった。シリーズものにありがちの、やっちゃった感はあまりなかった。でも巻末についている解説の第三巻の話を読むと、んんん三巻目を読むべきか、読まざるべきか、考えてしまう。読んでがっかりするのはいやだなぁ。 ま、それぐらい、ここまで面白かったってことだよ。しかもユニコーンは何やらすてきなことをいうし。
関連本棚: たこ nyarl hide-t
新編懐古的洋食事情 (1)
著者: 市川 ジュン
出版社: 集英社
評価:
カテゴリ: コミック
コメント: なんか、何も考えたくなくなって、駅前の本屋さんでコミックを無理矢理買ってみた(←失礼)。そんな消極的な感じだけど、正解だった。明治・大正の西洋料理が入ってきた時代が舞台で、そこで当時の女の子たちのいろいろな生き方(大げさだけど)が描かれている。…2巻以降は買わないでしょう(←失礼)。
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対岸の彼女
著者: 角田 光代
出版社: 文藝春秋
評価: ◎◎◎
カテゴリ: 小説
コメント: 噂の直木賞受賞作を遅ればせながら読みました。お話は、主人公の女の子の高校時代と30代の様子を平行して描かれて進む。なんて説明していいのかわからない、そんなに複雑な構成ではないと思うんだけど。出版社の説明は「全く違う二人の女の友情は成立するのか!?」みたいになってるけど、そんな単純なものではないと思う。でも考えさせられる、すごく。しばらく時間がたってから改めて読んでみたい。そんな一冊です。
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