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思考停止社会~「遵守」に蝕まれる日本 (講談社現代新書)
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郷原 信郎
講談社
ISBN: 4062879786
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| カテゴリ |
和書
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| 評 価 |
4 |
| コメント |
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ジェミニ :
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近年、世の中を騒がせた食品偽造では、食品に何かあったらとにかく食品を回収するのが普通になり、そうでない場合、マスコミからバッシングが起こるようになっています。
不二家や伊藤ハムなどの食品問題をマスコミは批判しますが、実は健康に被害が及ぶ物でなくこのような回収は社会的に大いなる損失と著者は述べています。
また、建物の耐震偽造問題については、1981年の建築基準法の改正で新たな耐震基準が導入されましたが、この基準はそれ以降の建物にのみ適用され、それ以前の物に適用されなかったため、絶対的な基準という認識が希薄になったことが1つの原因とおっしゃっています。
村上ファンド事件では、経済司法の感覚が世間の常識からずれており、そのため、内外の投資家から日本は見放されつつあるとのことです。
年金問題については、社保庁職員が年金データを改竄していたとのことですが、実状は、中小企業のために善意からの遡及訂正ということもあったようです。
食品疑惑から年金問題まで一連の問題について、マスコミはいつも批判的な論調ですが、当のマスコミについては自浄努力がなされていないのではとのことですが、私もつねづねそう思います。
今の世の中、テレビのどのチャンネルを見ても、同じような視点での報道が多い中、別の視点で問題をとらえているこの本は貴重な存在だと思います。
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岸リトル, T.Miyashima, rio
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最終更新 : Sun Apr 05 21:27:20 +0900 2009
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