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Webの創成 ― World Wide Webはいかにして生まれどこに向かうのか

ティム・バーナーズ-リー
毎日コミュニケーションズ
ISBN: 4839902879  bookweb, Amazon, WebCat, 新書マップ
カテゴリ 購入予定 computer
評  価
コメント
moa : 彼の理想とは違うけど、netscapeが編集可能Webブラウザを作らなかったことが逆にWebの単純さを増加させて、大きく広げる要因になったのではないかと思う。もしamayaのようなブラウザが当時主流になっていたとしたら、ここまで巨大なネットワークを作ることはなかったのではないか。
Semantic Webも同じように彼の理想どおりにはならないでしょう。とはいえ今読んでもこの本からは未来を感じることができます。
増井 : Webの発明者であるBerners-Lee氏がWebの歴史や考えを綴った本。大変面白い。
  • Berners-Lee氏は物理学者ではなく割と普通のコンピュータ屋。CERNで やとわれて働いていた。 プログラムを書くことが好きだったり/NeXTが好きだったり/Berners-Lee氏は一般的なハッカータイプの人物らしい。
  • WWWのアイデアは最初は上司に全く理解されず、ゲリラ的にNeXTで開発していた。
  • いろいろなハイパーテキストシステム開発者は世の中に沢山いたが、 インターネットに接続しようとしていた人はおらず、 いくら説明しても理解してもらえなかった。
  • 最初はCERNにtelnetサーバを用意してデモを行なった
  • Hypertext'91に投稿したらあっさりリジェクトされた。デモはなんとかやった。
  • IETFに持って行ってもあまり興味を示してもらえず、他所者のように 扱われた
  • HypertextもInternetも既によく知られており、それらを うまく組み合わせたにすぎないともいえる。
  • SGMLに似た文法を使ったりCERNの電話帳を作ってみたり、 old typeを説得するために苦心したらしい。
  • 編集システムとして使おうとしていたのに皆ブラウザとしてしか 開発をしてくれなかった。最近はAmayaが編集をサポートしているので これを使っている。
  • NCSAはWeb技術という言葉を使わずMosaic技術と呼ばせようとしていた
新しい技術に対する周囲の反応は教訓的である。 投稿論文がリジェクトされたときは 「Berners-leeのWeb論文だってリジェクトされたんだし」 と言い訳することができるようになった。 「逆風野郎 ダイソン成功物語」に書かれていたのと同じように、 新技術の普及には根気や熱意が必要だということがよくわかる。
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最終更新 : Sat Jan 14 10:09:45 +0900 2006